介護を必要とする利用者に対しケアやサポートを行う際、特に気を付けたいのがホスピタリティマナーです。
ホスピタリティとはおもてなしの心のことを言い、主にホテル業界などでよく聞く用語です。
介護は、究極のサービス業と言われるほどに細やかな気配りが必要な業界です。
介護職は、介護の仕事をする上で利用者の体調の変化などあらゆるサインに気づくスキルが必要ですが、技術の他にまずはコミュニケーションの基本を身に着けましょう。

利用者とコミュニケーションを取るとき、参考にしたいのが接遇マナー5原則です。
接遇マナー5原則とは「身だしなみ・挨拶・表情・態度・言葉遣い」の基本的マナーのことです。
サービスに入る前に爪は切っているか、髪は邪魔になっていないかなどを今一度確認します。
身だしなみを整えたら、大きな声でハキハキと挨拶をします。
高齢の利用者は耳が聞こえにくい方もいるので、近くで目を見て明るい笑顔で挨拶しましょう。
声掛けをする際は「〇〇していただけますか?」と、依頼するような言葉遣いにすると相手も快く引き受けてくれることが多いです。

この中で一番気を付けたいのは態度です。
ふとした時に、自分の感情が態度に出てしまうことはありませんか?
利用者が変われば自分の態度も変わってしまうという方は、特に要注意です。
利用者、ご家族、職員などあらゆる方と関わるのが介護職の仕事です。
態度が大きくなかったか、所作は丁寧だったか、失礼なことはなかったかなどをその都度振り返ります。
プロの介護職を目指すには、この接遇マナー5原則を活用するとよいでしょう。
さらに具体的な接遇を身に着けるなら、<<思いやりの心を持って働こう>>の記述も参考にできます。